〜出版記念オンラインシンポジウム〜
■□■公害の経験を未来につなぐ■□■
教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦



■□開催趣旨□■
各地で公害資料館が開設され、公害の経験を次世代に継承する取り組みが展開されています。公害経験の継承という課題とその地道な取り組みの意義を多くの人たちと共有し、今後のあり方をともに考えるために、このたびナカニシヤ出版より『公害の経験を未来につなぐ―教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦―』を上梓いたしました。
本シンポジウムは、『公害の経験を未来につなぐ』をより多くの方に手に取っていただき、その内容を踏まえてさらなる議論を発展させることを目的として企画いたしました。地域の歴史を伝える博物館の現場でご活躍されてきた内山大介さんと、自主講座「反公害輸出通報センター」元メンバーで環境社会学者の宮内泰介さんに、『公害の経験を未来につなぐ』へのコメントをいただき、執筆者および参加者とのディスカッションを行います。
ナカニシヤ 出版サイト:https://www.nakanishiya.co.jp/book/b621951.html

*本シンポジウムは、科学研究費補助金研究課題「公害経験の継承に向けた公害資料館の社会的機能の研究」および「「困難な歴史」としての公害経験を学習し継承する主体形成過程の研究」の成果の一部として開催いたします。

■□開催概要□■
日時:2023年4月30日(日)13:00-15:30
方法:Zoomミーティング リンクは申込された方にお知らせします。
対象:本シンポジウムテーマにご関心をお持ちの方(参加無料・定員100名)
申込:Googleフォーム https://forms.gle/xkM4n8WV7vSoeSJf8
【〆切:2023年4月27日(木)】
主催:科学研究費補助金(C)「「困難な歴史」としての公害経験を学習し継承する主体形成過程の研究」
問い合わせ先:shimizu <at> policy.ryukoku.ac.jp (清水万由子)

■□プログラム□■
司会:川尻剛士 質問整理:小橋伸一
13:00-13:05 開催趣旨の説明 清水万由子(龍谷大学)
13:05-13:20 本書の構成と概要の紹介 清水万由子
13:20-13:40 コメント① 内山大介さん(福島県立博物館)
13:40-14:00 コメント② 宮内泰介さん(北海道大学)
14:00-14:10 休憩 (参加者から随時チャットで質問・コメントを受付)
14:10-15:25 コメントおよび参加者の質問へのリプライ
15:25-15:30 閉会挨拶 除本理史(大阪公立大学)