2009年7月24日、日本環境教育学会第20回総会に先立ち、日本環境教育学会会長・阿部治と韓国環境教育学会会長・チェナムスク氏が「日本環境教育学会と韓国環境教育学会の交流協定書」に署名し、韓国環境教育学会と交流協定が締結されました。
協定の眼目は「研究活動・教育活動について相互協力し、特に、各国の学会大会の参加及び出版活動の成果の共有などを通じて学会及び会員間の情報交流を奨励する」ことです。韓国環境教育学会の会員でない日本環境教育学会の会員が、日本環境教育学会運営委員会の了承を得たうえで韓国環境教育学会の大会に参加できることが明記されています。韓国環境教育学会は日本環境教育学会よりも小規模ですが、通常12月と5月ないし6月の年2回の大会を開催しています。韓国では「環境」科目は設置されており、5つの師範大学に環境教育学科が設置されているので、日本の学会発表とはやや趣の異なった発表を聞くことができます。協定に基づく韓国環境教育学会大会への参加をご希望の方は、学会事務局までメールでお知らせください。
今後、この協定に基づいて提供される韓国環境教育学会の出版活動の成果を日本語で閲覧できる体制作りの可能性なども検討していきたいと考えています。
なお、この協定は2019年6月までの10年間となっています。